実装例について

パークガイドのミライです。

ABCの解説の実装例について議論があるようなので、私たち競プロフレンズとしての見解を述べておきます。
本来であればアライさんを筆頭とした、精力的に競プロをされているアニマルガールの方々に説明をしてもらった方がよいことかもしれませんが、kyopro_friendsとしての表明ということで、私、ミライが代表してお話しさせていただきます。

まず最初にお伝えしておくべきこととして、解説のクオリティーに対してAtCoder社からの要求は一切ありません。どのような解説を書くかは完全にwriterの裁量に任せられています。
なので、これから説明する内容はあくまでkyopro_friendsの方針であり、他のwriterの方々や、AtCoder社の見解ではないことに注意してください。

本題に入ります。
前提として、C問題以降の解説に実装例は不要だと私たちは考えています。
writerは、わざわざ実装を読まなくとも理解できるような解説を書くべきですし、読者は、そのような解説を読んで理解できないのであれば理解できない部分は自分で考えたり調べたりするべきです。
解説がPDFで書かれていた時代には実装例を載せることはほとんどありませんでしたが、「作問に使ったwriter解を公開して欲しい」という声は何度も聞こえていました。現在私たちが解説に実装例を載せているのはこの声を受けてのものです。
動機がこのようなものであるため、基本的に実装例にはwriter解がそのまま貼ってあります。writer解というのはつまり「私たちにとって読みやすいコード」です。
なので、
「人に見せるコードは整えて欲しい」に対する答えは「人に見せるコードではありません」
「人に見せるコードを用意して欲しい」に対する答えは「その必要はないと考えています」
「人に見せるコードでないなら解説に載せないで欲しい」に対する答えは「その通りだと思います」
になります。

現在のスタイルが不評なようであれば、解説にwriter解へのリンクを載せるのはやめ、実装を読みたい人が各自でkyopro_friendsの提出一覧を漁るようにするのが妥当な解決策だと思います。
みなさんはどうお考えですか?